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自分用めも

初心者ちっくなプログラムネタを中心に、自分用の覚え書きをメモっていくための場所です。

HDDのデータ復旧をオランダのseageateラボに依頼した話

seagate HDD

3-4年?程度使ってきた2TのHDD(SEAGATE ST2000DM001)が突然動かなくなりました。
電源を入れてもカコン、カコンとスピンアップ?に失敗しているような音が鳴るだけで
BIOSレベルで認識されない状態。

中身はツタヤで借りてはちょくちょく自前エンコードしていたmp3データ25G分
(そろそろBD一枚分になるので焼こうと思っていた矢先)とか、
趣味で作ってるUnityゲームの設計資料(画面レイアウト等)とか、
ゲームづくりに当たって集めて分類していた膨大な無料素材とか、
2T丸々ではないものの、色々山ほど入ってました。
ソースコードについてはBitbucket導入してたので助かりましたが…

割りと茫然自失というか魂が抜けるレベル(笑)のショックを受け
バックアップをサボっていた後悔もあるもののまずはそれどころではなく…

新しいSSDとHDDを買ってPCは復旧させたものの、
何か作業するたびに失ったデータの大きさに気づき
日を追うごとに「これは金かけても復旧にチャレンジすべきなのではないか?」と思えてきました。

で。

調べたこと その1

国内のHDD復旧業者に依頼する

ちょっと調べてすぐ萎えたのが、料金の高さ。
2Tだと最低6桁から。
めちゃくちゃ高いっすねこういうの。

高くても絶対安心ならともかく
業務柄誰もが使うサービスではないし、しょうがないとは思うけど
ここなら!っていう知名度とか実績ある業者ってのが確立していないのも二の足を踏んだポイント。

お高い料金と、それに見合った成果が得られるかどうかわからないという
情報の少なさから、これは早々に諦め。

調べたこと その2

HDDを分解して自分で直す

スピンアップしないという割りとわかりやすい?故障なら
自分でなんとかなるのではないか?と思い、参考サイトをググる

macasakr.sakura.ne.jp
上記サイトなんかは私でもわかりやすいですし(できるかどうかは別として)、
探すと手順を実況してる動画なんかも出てきました。

しかし直る予感がしないw
半田ゴテとか最後にいじったの中学生の頃だしね…。

「電子工作に縁がない状態だと厳しそう」と思い始め、
でもやるしかないかなぁと悶々としながら読み進めていましたが
最後のページで「seagateが復旧サービスを行っている」という情報をget。
さらに「料金はおおよそ6万程度」というのを見て、
これだ!!!!!と思いましたね。
他にもう無さそうだったし。

で。

調べたこと その3

seagate「ラボ内復元」サービスを利用する
http://www.seagate.com/jp/ja/services-software/recover/in-lab-recovery/

今回はこれがメインの日記です。
HDD製造元であるseagateなので、これでダメだったらしょうがないと思える信頼性を勝手に抱き、依頼しました。
ちなみに依頼するHDDはseagateの物でなくても大丈夫なようです。

1. 料金 (2016-10-29現在)

  • 復旧データをgoogle driveで受け取る場合(期限60日)
     → US $49.00 Engagement Fee & US $550.00 Recovery Fee
  • 復旧データを代替HDDで受け取る場合
     → US $49.00 Engagement Fee & US $650.00 Recovery Fee with return media

契約料(49 USD)+成功報酬(550 or 650 USD)という形になっています。
(復旧が失敗したら成功報酬は取られません)
データをオンラインで受け取るか、新しいHDDで輸送してもらうかで100ドル違います。
私はもうHDDを買っていましたし、わざわざ輸送してもらうメリットもありませんでしたので
オンライン受け取り(550 USD)にしました。
今JPYに換算すると、6万2723円になります。

また、実際は上記に加えて輸送料金がかかります。
「調べたこと その2」で紹介したサイトには「依頼料に輸送費も含まれる」とあるのですが
現在は料金は依頼者持ちとのことでした。(日本語のカスタマーサポート 0120-993-280 で確認)
海外輸送業者はいくつかあるのですが、私はDHLを使いました。
料金はHDDの大きさ/重さで9000円でした。

合わせて7万1723円かかっています。

2. 申し込み

http://www.seagate.com/jp/ja/services-software/recover/in-lab-recovery/
上記ページで「案件の依頼」を押すと、英語の申し込みページに遷移します。

内容はおおよそ分かるかと思いますが、

  • Which files are the highest priority?
  • Video
  • Music
  • ~中略~
  • Exchange   ←
  • Publisher   ←

この2つがわかりませんでした…。
ググってもわからず2chの英語板で聞いたところ
Exchangeはflashで生成したファイル?の事っぽいですが
恐らくもう少し広い意味の言葉かと思われ…
共にわかる方いたら後学のために教えてください。

料金はカードかpaypalという感じで、私はカードで支払いました(まずは契約料)。

必要事項を入力し、次のページに遷移するとクレジットカードの決済が行われます。
決済に成功すると、記入したメールアドレスに必要な情報が送られて来ます。
メールは全三通で、

  • 一通目は申し込み済み通知メール(申込み番号記載)
  • 二通目は領収書
  • 三通目は輸送用の宛名ラベル

になります。
後述しますが、宛名ラベルはそのままでは使えませんでした。

海外発送は自分でやる必要があります。

3. 海外発送

UPS、DHL、FedExなどがメジャーどころのようです。
日本語のカスタマーサポート(場所はシンガポールだそうです…)の方が親切で色々お聞きしたんですが、
その中の一つに
「HDDは輸送物としてはセンシティブな部類で、発送業者によっては税関で止められる場合がある」
ということがあるのだそうです…。
しかしその肝心の「ここなら安心」という業者名を失念してしまいました…orz
かなり何度も電話したのでちょっとしたことでまた電話するのもためらわれ、ここは独断でDHL(安かった)を選んでいます。
国内の仲介業者経由でも、9000円でした。

具体的な手続きは業者や集荷/持ち込みなどで違うと思います。
私はもう使わないであろうサイトに会員登録するのが面倒だったので、
新宿の仲介業者に荷物を持ち込み、窓口で発送手続きをしました。

中身はHDDと、メール添付のpdfを印刷した宛名状(受付番号が書かれている)になります。

  • pdfとは別の、輸送業者用の宛名状(全部英語)を手書き
  • 税関向け?の委任状っぽいものをサイン付きで手書き

という作業があり、PC依存してて普段文字を書かなくなってしまった私にとって、結構大変でした…。

宛名状には届け先の電話番号を書く欄があるのですが、
送られてきたメールに電話番号の記載はありません。
これは前述の日本語カスタマーサービスに現地のカスタマーサービスの番号を聞き、記入しました。

一夜明けて今日は29日ですが、DHLの荷物追跡からちゃんとトラッキングできているので、
海外発送については一安心といったところです。
復旧には営業日換算で三週間程度かかるそうです。

つづき。